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 公開日: 2013-11-12  最終更新日: 2014-06-18

自然乾燥の木と機械乾燥の木


住宅に使う材料として構造材の含水率は25%、造作材は20%以下
がいいといわれます。
木材が乾燥していないとどうなるかというと気密性が重視される
ようになった今の住宅では、木そのものが結露の原因になったり、
水分を含んでいるため腐朽しやすくなります。
また乾燥に伴い収縮や割れが発生します。
これは壁の中で起きても、見える部分に起きてもいいものではありません。
木材は、含水率30%以下で強度が高くなります。
そこで、考えられたのが機械による強制乾燥です。
写真は木材の乾燥機です。蒸気乾燥ですから扉を開けると蒸気があふれ出てきます。
表面の割れを防止するために高温の蒸気を吹き付けながら乾燥させます。
約2週間程度で含水率25パーセント位に乾燥させます。
大変便利なものですが、やはり熱により繊維が変化します。
また樹液が沸騰するためか焦げたような臭いがしますし、色艶もよくないです。
何より加工するときややもろい感じがします。カンナなどをかけると刃が繊維
にかからず粉を吹きます。
一方、自然乾燥材は、伐採時に葉をつけたまま放置しておく葉枯らしのあと山
から搬出して粗挽き(大まかな寸法に製材)して1~2年放置しておきます。
これで含水率は20~35%位に落ち着くそうです。
この場合は、繊維の変化などはなく加工時も特別問題はありません。
乾燥に時間がかかる、また扱っている材木屋さんが少ないといったデメリットは
ありますが、こちらのほうが昔から行われてきたことで本来の形のように思います。
時間をかけて職人の手でしっかりと造ることが住宅の寿命を長くすることにつながるはずです。

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