コラム

 公開日: 2013-10-20  最終更新日: 2017-04-16

古材を新築の住宅に再利用する

古材の再利用

今度、新築されるお客様に化粧梁の一部に古材を使ってみては
どうですかと提案させてもらいました。
知り合いの材木屋さんに問い合わせたところ3本ほど直径や長さ
の合うものがあるということで送ってもらった写真です。
その中の一本が気に入られたようなので使うことになりました。
現状の古材特有の色のまま使うか、削って新材のようにして
使うかはこれから話し合いです。
古材のいいところは乾燥が十分なので伸縮やひび割れがこれ以上
生じないといったことや、強度が新材よりも強いといったメリット
があります。
古いと強度が落ちていると思う人がいるかもしれませんが、本来、
木というのは100年から200年の間強度は徐々に増していきます。
古い民家を解体して出た材木というのは、今では手に入らないような
材料があります。大きな欠損や腐れ・虫食いなどがない限り太さ・長さ
が合えば再利用できます。


古材を使う場合は、解体時にもきれいに取りだす必要があります。
場合によってはレッカーが必要になることもあります。
既存の建物の状態で見ていると下から見えるだけですから、どの梁も
きれいな状態に見えますが、外部に接していたり屋根の面に使われて
いると外側が傷んでいることがあります。
これは解体してみないとわかりません。


使える梁(構造計算上の寸法を満たす梁)を選んで加工したものを
使います。
製材された梁と違って丸太や曲がった梁材が多いですから、大工さん
が手刻みします。
せっかくの古材ですから、なるべく化粧で使ってあげるといいです。
リビングの天井などに使えばいつでも見ることができて喜んでもらえます。


断面寸法が小さい場合は、大きな力のかからない部分に使います。
こちらの家は丸太材がたくさん採れたので母屋に使わせてもらいました。
ご先祖さんが苦労して作ってくれたものだからというのでできるだけ使わ
せてもらっています。


奈良でこんな家づくりを考えている人はこちらをご覧ください
http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=122

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