コラム

 公開日: 2013-09-02  最終更新日: 2016-12-11

構造材に使う木は松・杉・桧のどれがいいのか



      


 構造材です。
ここ数年は、県産材を使ってほしいというお客さんばかりなので、
吉野の川上産の杉とヒノキを使って造らせてもらってますが、数年
前までは時々東北の杉・ヒノキ・赤松を使ってました。
写真は当時の入荷および加工の写真です。杉の柱に天然乾燥の刻印
がされてます。加工してあるのは梁に使う赤松です。
赤松は、粘りがあって丈夫です。私個人的には、梁や桁といった横
に使う構造材は、松が好きです。化粧に使ってもきれいですし、構造
としても丈夫です。
ただ、繊維が捻じれやすいので、割れやねじれが発生しやすいです。
捻じれることで接合部が頑丈になるのですが、見た目があまりよく
ありません。そういった天然の木の特性をよく理解してくれるお施主
さんばかりではありません。割れると強度を心配する方もおられます。
実際はほとんど問題ないのですが。
また、機会があれば、施主さんが希望すれば使ってみたいです。

杉、松、桧、中でも一番よく使われのが杉です。
他の木に比べて安価なのが一番の理由かもしれません。
強度的にはやや劣りますが、住宅に使うには何も問題はありません。
当社では天然乾燥材を使っていますが、杉は桧に比べて乾燥具合にバラ
つきがります。
また、対防蟻性も桧の方が優れていると言われますが、実際はシロアリは
木の赤身の部分は食べないので、赤身の多い杉の方が強いかもしれません。

杉やヒノキは、内装材としても使われます。
ここでも杉を床材に使った家が多いですが、桧はやっぱり上品です。


新しいうちは杉は赤い部分と白い部分が入り混じりますが、しばらくすると
全体に同じような色合いに変わります。
一方桧は、桜色というか淡いピンク色をしていてこれがわりと長持ちします。
杉に比べてやや硬く、固い分冷たさがありますが、それが故に長持ちします。


桧を使った階段回りです。
当社ではこれが標準です。
階段は桧でないとダメということはありませんが、少し強度のある桧が理想的です。

自然素材の家というと床や枠材に杉を使うところが多いです。
これらをすべて桧にすると高価にはなりますが、雰囲気は全く変わって高級感が出ます。



こんな家づくりをお考えの方はこちらをご覧ください⇒http://www.rinwa.jp/

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