コラム

 公開日: 2013-07-27  最終更新日: 2016-10-06

間仕切りの変更を伴うリフォーム


リフォームは普通間仕切りを変えることが多いです。
狭い台所とリビングを一体にしたり、急な階段の勾配を緩くしたり
広い和室を少し狭めたりといった工事が伴います。

間仕切りを変えるということはそこにある柱を撤去する必要があります。
大きな荷重がかかっていない柱は撤去しても大丈夫ですが、荷重が
かかっていれば上にある梁を大きくする必要があります。
交換することはできないので受け梁といった部材を追加して両側の柱
で受けます。

荷重だけではなく壁がなくなると壁量と言って筋違を増やすことが必要
になることもあります。


またリフォームする前の家が構造的に大丈夫とも限りません。
写真のように単純に梁を下から追加することもあります。
長い間上から荷重がかかって梁が下にたわんでいる場合です。

柱から柱までの水平距離の最大の長さの目安は2間(3640mm)です。
これでも梁の大きさによっては撓んで下がることがあります。
木材は大きなものを使うと自重によっても下がることがありますが、
クセを見ればどちらに反りやすいかがわかります。

完成すれば見えなくなるところですが、間仕切りの変更は構造的には
いろんな加工が必要になります。



なんでもない和室ですが、8畳の和室を6畳に小さくしています。
和室は使われている材料が高価なものが多いです。
材料をできるだけ傷めずに小さくするのは技術がいります。
長押や廻縁もそのまま使っています。


縁側と台所、リビング、和室の一部を使った広いリビングダイニングです。
広げるのは簡単ですが、それに伴う補強が大事なところです。

2階の荷重はしっかりと1階の柱で支えることができているか、
耐力壁はバランスよく配置されるかなどをよく検討して取り掛かることが
大事です。
一般の消費者の方にとって構造のことは難しくてわかりませんが、今では
簡易な耐震診断方やソフトもあります。
リフォームとはいっても、きちんと施工する会社であればそれなりの図面を
要求すれば図面が出てくるものです。
平面、立面、仕様書だけではなく展開図や伏図といった図面も打合せ
の食い違いを防ぐためにも必要な図面です。
改装程度のリフォームにそこまでの必要はありませんが、リノベーションと
言われる規模の物には必要だと思います。


奈良でこんなリフォームを考えている方はこちらを
ご覧ください⇒http://www.rinwa.jp/

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奈良県大和郡山市満願寺町814-6 [地図]
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