コラム

 公開日: 2013-05-25  最終更新日: 2017-04-15

古民家をお持ちの方、古民家鑑定をご存知ですか。

 



本日は古民家鑑定実技講習でした。
古民家鑑定士の資格を持つ人たちの講習です。
近畿地区の再生協会が集まっての実技講習です。
古民家とは、築50年以上を経過した木造建築物が対象という規定になって
います。

建築基準法が制定されたのが昭和25年 1950年のことです。
今から66年前のことですから、基準法が制定された後の建物も含まれます。
住宅の造り方には、昔からある伝統構法といわれるものと今現在施工されて
いる在来工法といわれるものがあります。
基準法制定後の建物は基本在来工法のはずですが、制定後も伝統構法の
家は建てられていました。
急に基準法が普及するはずもなかったのでしょう。
違法建築といえば違法かもしれません。
おそらく昭和40年くらいまでは続いたのではないでしょうか。
京都の町屋などはそのおかげ?で今も残っていると言われます。
かくいう私の実家も昭和33年築ですが、伝統構法で建てられています。
したがって、ここでいう古民家には伝統構法の家も在来工法の家も含まれます。
個人的には、古民家といえば伝統構法ではないか というのが正直なところです。




皆さんの近所にも、昔ながらの重厚感のある古い建物があると思いますが、
次の世代の人が後を継がれず放置されていることも少なくないと思います。
そういった建物を見直して「使えるものは使っていこう。」または、不本意ながら、
解体ということになっても「思い出のある使える部材は再利用しましょう」
といった活動のためのものです。
木というのは、数百年の寿命を持っています。
せいぜい30年程度の使用で廃棄してしまうのはもったいないですね。

かといって、無理に住むことを勧めているわけではありません。
古民家といわれる家は、重い和瓦が載っていて耐震的にも不利な建物とされます。
また何より今の生活様式とは違う造り方がされています。
また、寒くて暗いです。
しかし、少し手を加えることでこれらのことが改善されるのなら住んであげてもいいので
はないでしょうか。
まだまだ住める家がたくさんあります。
ただ、住宅雑誌などで見かける その雰囲気にあこがれて実際の生活をイメージできず
に住もうとすると失敗します。
古民家は当然のごとく、変なリフォームをしていない限り自然素材でできています。
壁はまず、土壁です。
人にやさしいもので造ってあるということは、虫や動物にも優しいということです。
また、それほど生活の便のいいところには古民家はありません。

今、若い人に人気があるようですが、購入時は安価でもそれなりのリフォームをすれば
かなりの費用が掛かります。
掛けてしまってから後悔することのなきよう、慎重に取り組みましょう。
私くらいの年代の人なら何とかなることでも今の若い人はその時代の経験がないので
分らないこともあります。


古民家を検討している方はこちらをご覧ください⇒http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=104
 


 
 

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中西直己

奈良県大和郡山市満願寺町814-6 [地図]
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