コラム

 公開日: 2018-01-21 

枚方の家 内法という決まった寸法


建築業界、特に住宅業界には内法という用語があります。
床から鴨居まで、敷居から鴨居までの内側の長さのことです。
今の住宅では建具の高さはほぼ2mを基準に造られています。
掃出しと言われる床からあるサッシも既製品は2mで造られています。
この内法を揃えることで仕上がった時に鴨居の高さが揃って
室内がきれいに見えます。

しかし、場合によっては納まり上その高さが取れないときもありますし、
わざと窓の高さを低くすることも自由です。
和室の窓などは今では内法を2mで造ることが多いですが、真壁で続き間
となると欄間や長押、そこへ床の間などがあると2mという内法はやはり高すぎて
欄間の上に小壁が取れなかったり、落とし掛けと言って床の間の上に掛ける横
に渡す木が高くなりすぎることもあります。
昔ながらの1.7mから1.8m位に抑えるときれいに納まるのですが、この内法では
今の若い人にとっては低すぎるということになります。
部屋に入る時にいつも頭を下げなければならないということが起きます。
どちらを取るかは施主さんの嗜好によりますが、施主さんにしてみても答えにくい
ところでもあります。

普通の和室の腰窓にしても内法を2mしなければならないという理由はありません。
私個人的にはもっと低くして、畳に座った状態で窓台に肘が掛けられるような
高さでもいいと思います。(普通床から窓台まで90㎝位あります)
椅子を置いて生活はしませんから。

施工する側も「家のつくりはこうでないと」という固定観念があります。
例えばコンセントは床から30㎝がカバーの上端が標準ですが、別にもっと高いところ
にあってもいいかもしれません。掃除機などはそのほうが屈まずにコンセントをさすこと
ができます。
多少目障りでも使いやすいほうがいいかもしれません。

生活するうえで便利できれいに見える家造りであれば決まった寸法というものは
ありません。
あまり奇抜すぎても受け入れられないかもしれませんが、もっとオリジナルな家造り
があっていいと思います。

この記事を書いたプロ

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中西直己

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