コラム

 公開日: 2018-01-05 

枚方の家 仕上げと下地


節ありの杉板ですが、節があるかないかは住む人の好みです。
節はあったほうが木らしくていいと感じる人、節が嫌いな人に分かれます。
しかし、自然の床板にありがちなこととして経年変化で全体にあめ色に
変わってくることです。
そうなると節ありでも節は気にならなくなります。
また杉のような柔らかい床板は傷がつきやすいです。
この傷も節があるとあまり目立ちませんが、節がないと目立ちます。
使い方に神経質にならない人は節ありがいいかもしれません。
簡単な凹み傷ならばスチームアイロンなどで治せますが、いつまでも続け
られるものでもありません。



どこの家でも施工している天井の下地でこの部材のことを業界では野縁と
言います。
この木に石膏ボードを貼って仕上げのクロスや和紙や漆喰などを施工します。
中には、この下地に木ではなく軽天というスチールの下地を使うところもあります。
ハウスメーカーなどに多いです。
下地としては軽天の方が優れています。
鉄ですから捻じれや伸縮がありませんから、下地としては優れています。
完成後にこの野縁が変形することで照明の加減で天井に影が出ることがあります。
クロス下地のパテなども原因ですが、これがいったん出るとなかなか修正できません。
気になりだすとどうしてもそのような目で見てしまうからでもありますが、これはハウス
メーカーのような既製品を使うような家でよくクレームになりました。
回りがきれいなので既製品のような感覚で見てしまうのでしょう。
その点、自然の素材を使うと仮にあったとしても気にならないのか今のところそのような
クレームはありません。というかそのようなことが気にならない施主さんが多いのかもしれ
ません。
しかし、壁の漆喰の仕上げのクレームは何度かあります。
正面から見ていると気が付かないのですが、照明や太陽光が斜めにあたるとコテムラや
起伏が見えることがあります。
下地の木のせいもあります。
また、石膏ボードの継ぎ目にはパテやなどの処理をします。
当然そこは他と比べて壁が厚くなります。それ影の原因になります。
もう一つは左官壁は職人さんが手作業で施工するのですべての面を平滑に仕上げると
いうことが大変難しいということです。
クレームとなれば対象となる壁全体を塗りなおす必要があります。

昔のように真壁と言って柱が見えている壁は柱間を左右に手を振ることで仕上げることが
できますが、今の家はほとんどが大壁と言って柱がありません。
移動しながらの施工になるので難しくなります。
人が施工することなので体格が違えば腕の長さも違います。
そこに癖というか仕上げに違いが出ます。
それで、なるべく最後の押さえという仕上げは同じ職人さんに施工してもらうようにしています。

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