コラム

 公開日: 2017-10-05 

日本の木と漆喰の家


新築の家の構造材を刻んでいます。
出来上がればわからないことですが、こんな材料です。
材種は杉です。
一般の消費者の方にとってはどんな木がいいのかなどは分らないと
思いますが、杉は赤味と言って赤い部分が多いほど丈夫でいい木
です。
当社は天然乾燥と言って自然に乾燥した木で家を造ります。
一般的には機械乾燥と言って高温の蒸気を当てながら乾燥させた
木を使うところが多いです。
天然乾燥のいいところは本来木が持っている成分が損なわれていな
い状態であることです。
色もきれいですし、いい香りがしますが、何より長期的に強度を保って
くれることです。
天然ですから、写真の木のようにひび割れも発生します。
両側にある木は節も見当たりませんが、これは化粧梁として使います。




こちらは柱です。
壁の中にまくれてしまう柱が下の方に積まれています。
上に積んである柱には木口にマジックで線が引いてあります。
また、3ムなどと書かれていますがこれはこの面が化粧(節がない 無地)
という表示です。
3ムと書かれた柱は3面とも無節ということです。
真壁の和室などに使われます。
節のない面が多いほど高価になります。
平面図上で、どの面が見えてくるかを判断してこのような柱の拾い出しを
します。
最近、大壁の家が多くなってこのような柱を使うことが少なくなりましたが、
昔の伝統的な家を造るときはいつもこのような作業をしていました。


こちらは建築中の家の外観です。
当然、当社の会社名と「日本の木と漆喰の家」と書いています。
ほとんどの家は吉野の木を使って造っていますが、基本日本の木であれば
いいと考えています。
また、ビニールクロスや新建材は使わないのですが、壁に使う自然素材には
いろんなものがあります。
例えば珪藻土、これも自然素材なのですが種類によっては接着剤が多用
されていたり、解体時にアスベストに近いものが出るという話もあって漆喰に
こだわることにしました。

この記事を書いたプロ

輪和建設株式会社 [ホームページ]

中西直己

奈良県大和郡山市満願寺町814-6 [地図]
TEL:0743-53-3355

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