コラム

 公開日: 2017-02-23  最終更新日: 2017-04-21

現行の耐震基準は正しいのか


日本建築学会が、熊本益城町中心部の木造建築1955棟を
1.旧耐震基準と言われる昭和56年6月以前に建てられた木造建築物
2.昭和56年6月から平成12年5月までに建築された建物
3.現行規定が適用された平成12年6月以降の木造建築物
に分類して地震による倒壊状況を分析しました。

旧耐震基準の木造建築物は759棟のうち214棟、28.2%が倒壊しました。
被害がなかったのはわずか5.1%の39棟です。
新耐震基準の建築物は877棟のうち76棟、8.7%が倒壊しました。
無被害だったのは179棟、20.4%でした。
(8割がたは何らかの被害を受けたことにはなりますが)
現行規定が適用された319棟のうち倒壊はわずか7棟でした。
61.4%に当たる196棟は無被害でした。
(4割がたは何らかの被害を受けたことになります)


益城町では震度7が2回計測されています。
震度7クラスが繰り返されると耐震等級3でないと対抗できないというデータもあり
ますが、現行規定の耐震基準は地震に強いという結果が出ています。

建築基準法上の地震に対する表現はややあいまいです。
地震も震度6と言っても全ての地域で同じ揺れ方をするものでもありません。
しかし、現行の規定が有効ということは分りました。
当社は耐震等級3を標準にしています。
だからと言って地震が来ても大丈夫とは言い切れませんが、上記の結果から推測すると
ある程度自信を持って施工することができます。

木の家⇒http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=119

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