コラム

 公開日: 2016-10-08 

土間の防湿コンクリート


しばらく使われていなかった部屋ですが、床がフワフワするので
やりかえることになりました。
床をめくってみると床下がかなり湿っています。
歩くと足が沈むくらいです。
この湿気で床の下地の木が腐ってしまったようです。
応急的な施工としては換気扇や防湿シートなどがありますが、
それだけではやや不十分です。


防湿シートにメッシュ筋をしいて土間コンクリートを打設することにしました。


土間コン打設完了です。


乾燥後、大引という根太の下地になる木を取り付けたところです。


根太と断熱材を施工しました。

今の住宅は、べた基礎がほとんどで床下がこのようになることはありません。
また、布基礎でも防湿の土間コンクリートは打設します。
ところが、25年くらい前ですと床下の土間が土のままという家が多いです。
そのあと、床下に防湿シートが施工される家が建てられるようになりました。
床下が家の周囲より高ければそれほど湿気が溜まることはありませんが、
当時は地盤からの基礎の高さもそれほど規制されていなかったようです。

防湿の土間コンクリートは施工費がかさみますが、今ある家を長持ちさせるには
これが一番いいと思います。
ただ、土間コンクリートにより地面が高くなるので床下の空間が狭くなります。
メンテナンスのためにも人が侵入できるくらいの空間が取れるように地面を漉き取る
必要があることもあります。
外周の地面の高さからの床下の高さの確保などが必要になりますが床の高さを変える
と天井高さの確保にも影響します。
どこかで折り合いをつけて高さを設定することになります。

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中西直己

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