コラム

 公開日: 2016-05-26 

家を長持ちさせるには


家を造るということは、施主さんの夢をかなえることが第一です。
そして施工者はその夢に向かってプランや仕様を決めていきます。
一番大きな要素はやはり間取りです。
施工者側は、なるべく構造上無理のないようにプランを建てます。
あまり考えない工務店もあるかもしれませんが、当社は構造ありきだ
と考えます。

高気密・高断熱も当然必要ですが、骨組みが弱くてはこれも成り立
ちません。
使う材料も各社まちまちです。
新建材しか使わない会社もあれば、自然素材ばかりを扱うところも
あります。
工務店でいえば自然素材を扱うところの方が多いでしょう。
そのほうが売りやすいからという理由もあります。
一方、ハウスメーカーもオーダーすれば自然素材を扱いますが、やはり高価
になるようです。
自然素材は後々のメンテに響くからだと思います。
当社が、自然素材を扱うのは人にやさしいと思ったので扱うようになりました。
実際また、自然素材が好きですし、新建材よりも長持ちするだろうと思った
からです。
デメリットがあることもよくわかっているつもりです。
この長持ちする家、多少坪単価が高くても値打ちがあると思います。
いくら安くても寿命が短ければ、単価は高くなりますし環境にもよくありません。
廃棄物として処分されますから。
構造材も、無垢の木を自然乾燥させた物を使っています。
また、工法そのものもこれなら長持ちしてくれるだろうという工法を採用しています。

いくら長持ちするようにと考えても劣化を免れない材料もあるかもしれません。
高気密高断熱は、住む人の健康と省エネを考えれば当然の成り行きですが、
昔の家のようには長持ちはしないでしょう。
日本の住宅は、欧米諸国に比べて寿命が極端に短いと言われますが、日本は
ご存知のように高温多湿、そして多雨の国です。
住宅にとっては、過酷な気候なのかもしれません。
そこに高気密・高断熱の家を造るのですから、長寿命を望む方が無理です。

昔の家は、日本の気候に合っていました。
大きな瓦の屋根、土壁、真壁の造り、メンテもしやすかったでしょう。
どこにでもある材料を使っていたので、誰もが何とかできたと思います。
今は工業化が進んで材料自体が簡単に手に入りません。
年数がたてば廃版になるものもあれば、メーカーさんが造った家はそのメーカーさん
にしかメンテできなくなっています。
アメリカなどはホームセンターで購入したもので対応できるそうです。
簡単にメンテできるから、寿命も長くなります。
日本はいろんな家が選べる国ですが、それだけにメンテも難しいです。
また、一番大事な構造の部分などは壁の中に隠れていて誰も確かめることはできません。
木と金物は相性が悪いということは、住宅業界の人なら誰でも知っています。
そしてこの接合部が家の構造を持たせているのが今の住宅です。
肝心な部分が確認できるような家造りはできないものでしょうか。

輪和建設⇒http://www.rinwa.jp/

この記事を書いたプロ

輪和建設株式会社 [ホームページ]

中西直己

奈良県大和郡山市満願寺町814-6 [地図]
TEL:0743-53-3355

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
中西直己 (なかにし なおみ)さん

吉野杉や吉野檜など、天然木を用いた木造住宅を提案(1/3)

 奈良県大和郡山市で、木造住宅の新築、建て替え、リフォームを行う「輪和建設」。モデルハウスを併設した事務所の前を富雄川がゆったりと流れ、春には美しい桜並木が、夏には川面を抜ける涼やかな風が訪れる人を迎えてくれます。 「私どもは、奈良県内...

中西直己プロに相談してみよう!

読売新聞 マイベストプロ

現場での対応力

会社名 : 輪和建設株式会社
住所 : 奈良県大和郡山市満願寺町814-6 [地図]
TEL : 0743-53-3355

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0743-53-3355

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

中西直己(なかにしなおみ)

輪和建設株式会社

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
古材を使った家をお考えの方へ
イメージ

今度の日曜日(3月26日)に構造の見学会をさせてもらう家です。以前建っていた蔵と納屋を取り壊して家族が住...

[ 古材 ]

新建材を使ったリフォーム
イメージ

新建材を使ったリフォームです。当社は、新建材はめったに使いませんが要望があれば対応させてもらいます。...

[ 木の家 ]

大工工事が終わって、これから仕上げに入ります
イメージ

リフォーム工事の大工工事完了の検査に来ています。昨年の10月から工事をさせてもらっていますから、ほぼ半...

[ リノベーション ]

古材を使った家 
イメージ

2階の床を下から見上げた写真です。構造材は吉野の天然乾燥材を使っています。梁は杉、柱は桧です。天然乾...

[ エアパス工法 ]

在来工法の家
イメージ

この写真だけを見ると新築工事のようですが、これはリフォーム工事です。今の住宅業界は新築工事が減少して、...

[ 木の家 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ