コラム

 公開日: 2015-11-21  最終更新日: 2017-04-21

多種多様な家より日本本来の家がいい


リフォームの仕事をしていると同じ木造の家でも
造り方に差があります。
図面はなくても、筋違などがきっちり入っている家もあれば
申し訳程度にしか入っていない家もあります。


何気なく仕事に取り掛かると土壁だったりということもあります。
グラスウールの断熱材の場合は、最近でこそ結露で垂れ下がっ
ているのは見なくなりましたが、以前は、「これなら入れないほうがいいのに」
といった状態になっていることもありました。


リフォームは、大体築30年くらいの家が多いです。
30年前というと土壁の家もあれば断熱材の入っていない家
またはグラスウールが使われているかです。
外壁は、杉のコハバ板にモルタルが全てと言っていいくらいです。
このコハバ板にモルタルという仕上げはリフォームする側にとっては
幸いです。
サイディングとなるとおそらく同じ製品はないでしょう。
これから先、サイディングの家のリフォームも増えてくるでしょうから、
メーカーは何かいい方法を考えるかもしれません。

構造の組み方、造作材の組み方、ボードの貼り方もいろいろです。
正確に組み立ててある家もあれば、刻み間違いをそのままにしている
こともあります。
造作の組み方も造った大工さんの癖が現れます。
それから使われている材料の等級や樹種も様々です。

30年前と言えばそれほど輸入住宅やビルダーもなかったころです。
それでも家によって造りが違います。
今やハウスメーカー、輸入住宅からフランチャイズまであります。
その家を施工した業者でしか対応できないのではないかと思います。

選ぶ側にとっていろんな家があるのは選択肢が増えていいかもしれませんが、
循環を考えれば、ずっと昔のように腕のある大工さんさえいればどんな家でも
修繕できる家造りが一番省エネにつながるし、街並みもきれいになります。

木の家⇒http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=119

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