コラム

 公開日: 2015-10-21  最終更新日: 2017-04-21

日本の暖房 

断熱の話となるとよく引き合いに出されるのが、ドイツです。
寒冷地に属するので、断熱の仕方が日本とは根本的に
違います。
断熱材の厚みが30㎝から40cmというのですから、日本では
考えられません。
全館暖房が基本ですから、そうなります。
ドイツでは、一般家庭のエネルギー消費の75%を暖房のために
使っているのですから、大きな省エネにつながります。

一方、温暖な日本(北海道を除く)では、局所暖房が今も当たり
前のように行われています。というより、いかに人のいないところで
電気を使わないかのほうが重要かのようです。
もとより四季があるので、数か月我慢するだけでいいからか、日本人
の気質からか、それほどの断熱性は必要ないのかもしれません。
電気の消費量も断熱したからと言ってそれほど大きくは変わらないでしょう。

多少の寒さは我慢して、太陽光で発電、売電したほうが省エネになります。
施策自体もそんな感じを受けます。
以前、ゼロエネルギー住宅を施工させてもらいましたが、これなどはまさに
太陽光なしでは考えられません。
ドイツのような断熱は不要としても、総合的に考えるのなら純粋に断熱した
ほうが、省エネにつながるはずです。


エアパス工法の家ですが、壁にはわずか75ミリのポリスチレンフォームです。
柱の太さは12cmですから、数10センチもの断熱材はとても入りません。
天井は空間があるので可能ではあります。



日本には日本の家造りがあるので、極端な断熱は不要です。
パッシブハウスは、断熱材だけに頼らず、四季のある日本には向いていると
思います。
工法が全てではないですが、暮らしやすい環境があってこそ豊かな暮らしが
できるはずです。

エアパス工法の家⇒http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=111

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