コラム

 公開日: 2015-09-15 

気密と計画換気


高気密にすると、イメージ的に息がつまりそうな感じがします。
しかし、実際息が詰まるほどの気密はできません。
一方、計画換気というシステムがあります。
どちらも今の住宅には必要なものです。
気密を取りながら、計画的に換気というと矛盾しているように
思います。私も不自然に思っていました。
しかし、冷暖房の費用を押さえて省エネルギーの家を造ろうと
すれば、高断熱で高気密でないと造れません。
そして高気密・高断熱にすると部屋の中の空気が汚れたまま
になります。
これはどれだけ自然素材で作ってあっても、人が生活している
限りは二酸化炭素などの有害ガスは発生します。
窓を開放して排出することもできますが、冷暖房している状態
では熱が逃げてしまって不経済です。
そこで計画的な換気が必要になります。
換気にも種類があって、吸排気の両方を行う換気、吸気だけを
行う換気、排気だけを行う換気があります。
吸排気の換気が一番熱の損失が少ないようですが、一般的には
排気だけの換気が普及しています。
もし気密性が低いと、いろんな隙間から外気が入ってくることになり
ます。
昔の家は、気密性が低いので冬に暖房を入れたとき、2階の天井
や壁の上部から熱が外に逃げていき、その分1階の床などから冷気
を吸い込むので底冷えしてしまいます。
しかし、気密性が高いと設置された吸気口から空気が流れ込むので
底冷えなどが解消され部屋の汚れた空気を排出し、新鮮な空気を
吸気することができます。
排気の換気扇のほとんどが、トイレや洗面についていて、吸気口が
リビングやホールについているのはそのためです。

気密の精度は、隙間相当面積であらわされます。
昔の家は、7㎠/㎡ 床面積1㎡に対して7㎠くらいの隙間 位だったそうですが、
今の家は特別気密処理をしていなくても 3㎠/㎡位だそうです。

エアパス工法の家⇒輪和建設http://www.rinwa.jp/

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