コラム

 公開日: 2015-09-03  最終更新日: 2017-04-21

高気密・高断熱はよくない?



エアパスの家はパッシブソーラーハウスです。
「高気密高断熱の家とどちらがいいのか」
と比較されることもあります。

別に高気密高断熱が悪いわけではありません。
ただ、断熱材は万能ではありません。
完全に熱を遮断できないという欠点があります。
これを防ごうとすると断熱材の性能を上げるか
厚みを厚くするかという方法で対処することになります。

国の方針は、家の断熱性能を上げて省エネルギーにすること
そしてヒートショックなどによる事故を減らすことですが、
これを画一的に管理しようとすると高気密・高断熱は
数字で表すことができて管理しやすいからこれを推進する
という理由もあると思います。
その点、ソーラーハウスは、空気の流れを使うのでこれは家によって
差があり、画一的でなく管理しにくいです。

実際、空気が循環するダンパーなどは断熱材の欠損と判断され
ますし、開閉式の換気口などは窓とした扱になることもあります。
長期優良住宅の認定を取るにも取りにくい仕様です。

ヨーロッパの寒い国では、高気密高断熱の家ばかりだと思います。
驚くほど分厚い断熱材に3重ガラスなどは普通のようです。
それだけに、全館暖房は大したエネルギーも使わず普通にできる
ようです。

日本は、北海道を除いてヨーロッパほどの寒さはありません。
また、四季もあるのでいろんな季節に対応する必要があります。
そういった条件下なので、ソーラーハウスというものが生まれたのだ
と思います。(他国のソーラーハウスのことは分りません)

単純に高性能を目指すならば、高気密高断熱でいいと思います。
ただ、空気を利用した断熱の家もあっていいとも思います。
これは、日本人の気質もあるのではないでしょうか。
四季があるがゆえに、ある程度の暑さ寒さは、享受するような気質。
今でこそ、外部と遮断されたような家も受け入れられていますが、
本来は、自然とある程度共棲できるような環境のほうが、健康的で
もあります。

エアパス工法の家⇒http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=111

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