コラム

 公開日: 2015-07-08 

エアパス工法の家 外壁の通気胴縁



外壁の通気胴縁です。
基本的にエアパス工法に限らずどんな家も外壁は通気工法に
なっています。
外壁の劣化対策及び壁体内の結露防止のためです。
空気を通すことで、結露を防いで建物を長持ちさせようという考えです。
単純に外壁の下から入った空気が壁の上(屋根とぶつかる部分)
の隙間から出るようになっています。

しかし、エアパス工法の通気は基礎の内部の空気をダンパーという弁が
付いた穴を通過して壁のなかを上がっていき壁の上方にある空気取り
入れ口から室内に入ります。
空気を循環させるための通気層です。

躯体を乾燥させる、または結露を防ぐという点では同じですがエアパスの
場合は、室内側の空気も動いているので、構造材を自然な状態に保つ
ことができます。

どの工法も壁の中の結露を防ぐ工夫はしています。
柱などの構造材に無垢の柱(杉やヒノキ)使っている場合は、少しの湿気
くらいならば簡単には腐朽しませんが、輸入材(ホワイトウッドやその集成材)
は極端に湿気に弱い木です。
雨漏れや結露にさらされると手で握りつぶすことができるような状態になります。
このような材料は、比較的安価なので構造材としてよく使われます。
それだけに壁体内結露を防止する対策は必要になります。
構造材の外壁側にスリット(溝状の欠き込み)を造り、断熱材の外壁側には
卵のパックのようなものを貼りつけて隙間を確保するといった工法もあります。
断熱気密を優先するとどこかで結露を起こす可能性があります。
できるだけ耐力壁として使われる構造用合板も透湿性能の高いものを
使ってもらう方が賢明です。
吸湿性、放湿性、通気性のある断熱材を使っているといっても限度があります。
壁の中はボードをはがしてみないとわからない部分です。
昔のように、真壁で家づくりをすればいつも空気にさらされているので心配ない
ですが、断熱という点では不利です。
また構造材が高価になります。

エアパス工法の家⇒輪和建設http://www.rinwa.jp/

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中西直己

奈良県大和郡山市満願寺町814-6 [地図]
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