天然木を使った木造住宅設計・施工のプロ
コラム
公開日: 2015-02-21 最終更新日: 2017-04-21
半丸の樋
築100年くらいでしょうか。
立派な家です。
4間取りの和室に縁側が付いています。
木製の雨戸がしまわれています。
和瓦の家によく使われる半丸の樋です。
胴の樋が使われることも多いです。
家が大きいので軒樋もかなりの長さがあります。
よく見ると受け金具が、広がってしまってます。
長年の雨のせいか、雪のせいかもしれません。
重みで広がってしまったのでしょう。
おそらく大雨が降るとあふれてしまうでしょう。
こういった部分もメンテしていかないと、庭に水が溜まったり
家に流れこんだりすると家の瑕疵の原因にもなります。
一般に言われる古民家というのは、構造材が大きく、
夏向きに建てられているので、結露なども起きずに
長持ちしますが、それだけにメンテナンスは必要です。
少しづつ手を加えてやることで、家は長持ちします。
もちろんメンテは今の住宅にも必要です。
大壁の部屋が多くなった家では、瑕疵は発見しにくく
なっています。
目に見えないだけに気づかないところで進行します。
長期優良住宅に劣化対策等級という項目がありますが、
誰もが目視で確認できるような構造・仕様も必要かもしれません。
長期優良住宅⇒http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=119
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奈良県大和郡山市で、木造住宅の新築、建て替え、リフォームを行う「輪和建設」。モデルハウスを併設した事務所の前を富雄川がゆったりと流れ、春には美しい桜並木が、夏には川面を抜ける涼やかな風が訪れる人を迎えてくれます。 「私どもは、奈良県内...
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