コラム

 公開日: 2013-06-09  最終更新日: 2016-05-15

見学会が教えてもらったことは正しいとは限らない



今日は構造の見学会でした。
見学に来られる方は当然ながらよく勉強されています。
現場でいろいろ説明させてもらうのですが、時々「他社さんで聞いた説明と違う」
といわれる方がおられます。
営業職専門と現場監督専門の方とでは確かに説明の内容が違うかもしれません。
また、説明がどうしても自社ひいきになる または自社に都合の悪いことは言わない
ということかもしれません。
自然素材を使った家造りをしているところは自然素材の良さを強調しますし、そうで
ない会社は自然素材のデメリットを並べます。
また、プレハブ会社は木造のデメリットを教えてくれるそうです。
他社やほかの工法のデメリットを言うより自社のいいところをアピールすべきだと思う
のですが。




同じ自然素材でも、構造材に機械乾燥材を使うところ天然乾燥材を使うところ
で各社持論があります。
これはどちらが優れているとかいうことではなく、採用する会社、選択するお客さん
の考え方次第です。
私は、天然乾燥派ですが、機械乾燥も同じ業者が手っ取り早く木材を消費する
ために考え出した工法です。
「自然に乾くのなんて待ってられない」というのが本音でしょう。
また、「自然乾燥材なんか今は手に入らない」と思っている業者もいるほどです。
これでは、自然乾燥材など普及するはずもありません。
昔はみんな天然乾燥だったのですが、早く市場に出そうとして生木を使ったがゆえに
痩せや反りが発生して、不評を買ったのかもしれません。
昔は時間をかけて(1年くらい)家を造りましたから、生木でも自然と乾燥したのか
もしれません。

構造などになると営業職の人にはわからないこともあると思います。
これは仕方のないことかもしれません。
知らないほうが売りやすいということもあります。
私はもともと現場監督ですから、施工に関しては営業の方より詳しいと思います。
以前私はハウスメーカーの仕事をしていたので、メーカーの営業の方の話を聞くことが
多かったのですが、ベテランの営業の方が現場でお客さんに説明しているのを横で聞い
ていて疑問というかそれは間違った説明だと思ったことが何度かあります。
営業の立場だとそう説明するしかないのかなとも思ったものです。
ですから、お客様も相手の方の専門に応じた質問されたほうがいいです。
住宅ローンや諸手続きなどは営業の方、構造や材料に関しては現場監督の方に、
というふうに。
しかし、それも必ずしも正しいとは限りません(専門用語を使われると聞く方が勘違い
することもあります)から自分でネットなどで調べるのも大事だと思います。
このネットで調べるのも根気がいります。
最初は、何が本当かわからなくなるかもしれません。情報が氾濫しすぎていますから。
それでも、高い買い物ですから根気も必要です。
あまり頭でっかちになっても家づくりに失敗することもありますから、本当は住んでいる人
の意見が一番なのですが。


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