コラム

 公開日: 2014-06-27  最終更新日: 2018-02-04

床に杉の板を貼る


根太間に断熱材を施工してから床板を貼ります。
この床板は、杉の1等(節があります)の30mmです。
厚みがあるので、新建材のように釘では固定できないので
ビスを使って固定していきます。
杉と桧をよく使いますが、杉か桧かわからない人は多いです。
杉は木目がはっきりしていて全体にピンク色から茶色に近い
色をしています。
桧はやや白に近い肌色をしていて、木目が細かいです。
硬さでいえば桧の方がやや硬いです。
杉は柔らかい分、傷がつきやすいですが温かみがあります。
同じ杉板でも色合いは産地によって少し違いがあります。
当社では吉野の杉を使っていますが、他の地域の杉に比
べると吉野の杉はやや赤みがかっています。
最初は乾燥の違いかとも思ったのですが、これはその地域
の土壌による違いのようです。
木目の細かさも寒い地域のほうが細かいと思われがちですが、
これも土壌の違いによるものです。



まだ、床板を貼っていないところに黒い線(墨)が打って
あるのが見えると思います。
何気なく床板を貼っているようですが、部屋に対して床板が
斜めになったりしないように基準の墨を打って間隔を確認し
ながら貼っています。
無垢の木は乾燥材を使っていても幅が一定していません。
根元に当たる部分は縮にくいですが、先端は縮みやすいですから。

新建材のように寸法が確定した床板でも同じことはしますが、
幅の誤差を修正する必要はありません。

最近は、自然素材が流行で、どこの会社も採用していますが、
床板と言えばほとんどが杉または桧です。
足触りも良く、新建材のような冷たさもないので重宝していますが、
床というのはすり減りやすい場所ですし、傷もつきやすいです。

昔は、広葉樹(クリ、サクラ、ケヤキ、)の固い木が使われていました。
やや高価ですが、これからまた復活するかもしれません。
ウォールナットなどは今もよく使われます。

体にやさしい長持ちする家造り⇒http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=114

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