コラム

 公開日: 2014-06-19  最終更新日: 2018-01-14

天井の下地と床の下地


天井の石膏ボードの下地です。
業界で野縁と言われる材料で35ミリ角あります。
寸2角とも言われ、1寸2分は36ミリです。
建材類は今でも尺モジュールで作られているものが多いので、
下地も尺モジュールです。
天上の下地にはこれ以外に軽天と言って薄い鉄板を折り曲げ
てつくられた材料もあります。
鉄筋コンクリート造の建物によく使われますが、軽量鉄骨系の
メーカーも住宅でも使っています。
こちらの方が木独特の伸縮が少なくて仕上がってからの不陸など
は少ないです。
細長い下地の木の間に取り付けている短い木は、石膏ボード
の継ぎ目部分の下地です。
チョットしたことですがこれで石膏ボードの段差が防げます。
天井はクロスや和紙で仕上がるとわずかな段差も影になること
があるのでそれを防ぐためです。



新しく打設した土間コンクリートの上に鋼製束を建てて新しく大引
を施工しています。
昔の木の束に比べると施工が楽で確実に固定できますし、高さ調整
も簡単です。
木の束の場合は、長すぎても大引が浮き上がるし短すぎても床鳴りの
原因になるしと施工が難しかったと思います。
束石から番線で大引を引き付けるといったことも試したことがあります。
それでも数年すると束石が荷重で沈んだり、束が乾燥で縮んだりと
必ずと言っていいほど調整が必要でした。

土間のコンクリートのおかげで下からの湿気の心配はなくなりました。
コンクリートもよく乾いています。
リフォームの相談で床下を拝見させてもらうことがよくあります。
良く乾いている家もあれば、見るからに湿気が溜まっている家もあります。
防湿の処理をしていないとこれだけで家の寿命はかなり変わります。
防湿の処理をするのが家にとっては一番良いのですが、これは施工費が
かさみます。
土間コンクリートを打設するには床板をすべて一旦撤去しなければなりません。
それからの工事となります。
またそこから床を新たに造ることになります。

体にやさしい長持ちする家造り⇒http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=114

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