コラム

 公開日: 2014-04-26  最終更新日: 2017-11-05

パッシブソーラーハウスを造る エアパスの外壁


外壁の構造用合板の上から通気胴縁を取り付けます。
通気胴縁も東・西・南・北それぞれの方位で割付を変えます。
太陽熱で壁の中の空気を暖めて建物の床下から空気を吸い上
げて壁の上の取り入れ口から室内側に戻るための通気層です。
まだ未施工ですが通気胴縁の周囲は気密のためにコーキング
の処理を行います。



通気胴縁の上からサイディングの防水処理のための透湿防水
シートを貼ります。このシートと下地の合板で通気層を確保
します。床下からに空気は内部の間仕切り壁も煙突のような
役目をして上昇しますが、ほとんどがこの外壁部分での上昇
となります。そのため1階から2階に渡ってつながった壁
(サッシなどで途切れていない壁)がたくさんあるほど空気の
上昇は起こりやすくなります。
この壁の取り方でエアパスの効果が左右されるので、プランの
段階での検討が必要になります。

定期購読している建築雑誌に掲載されていましたが、
高気密高断熱の場合、壁体内結露というのは冬は外壁側で
起き、夏は室内側で起きるということです。
冬は外壁が冷えます。
断熱材は熱は通さないと言っても完全ではないので室内の温度を
少しづつ伝えてしまいます。
断熱材が温まれば冷えた外壁との間で結露が起きます。
壁体名通気という方法で外壁仕上げ材と構造用合板との間を通気
することで湿気を逃がしています。
構造用合板の透湿性にも左右されますが、断面を想像してみると
さほど心配はないかもしれません。
夏は反対に室内側の壁が冷房によって冷やされることになります。
そうすると、断熱材に室内側で結露を起こす可能性があります。
この場合は、水分の逃げ場はないかもしれません。
必ず起きるものではないですし、起きたからと言っていきなり構造材を腐朽
させることはないと思いますが、空調を使う限りはどちらも自然と起きるものです。

日本の木と漆喰で造るエアパス工法の家⇒http://mbp-nara.com/rinwakensetu/column/?jid=111

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