コラム

 公開日: 2014-03-27  最終更新日: 2017-09-22

パッシブソーラーハウスを造る 地盤調査と改良工事


基礎工事にかかる前に地盤調査をします。
地盤調査で改良工事が必要かどうかを判定します。
(調査会社では、全国のデータがあって地域ごとに
ある程度の判定はできるようです。)
地盤改良の工事が必要になることを見越して資金計画を
立てましょう。
改良には、・表層改良 軟弱地盤が深さ2mまで
     ・柱状改良 深さ2mから8mまで
     ・鋼管杭 深さ2m以上30mまで可能です。
調査は、一般的にスウェーデン式サウンディング(写真)
で行います。
ほかに表面波探査法やボーリング調査があります。
調査は計画建物の4隅および中心の5か所で行います。




今回は、比較的浅い部分に軟弱層が見られたので、
表層改良が必要という判定が出ました。
表層改良は、比較的工事費が安く済みます。
固化材を土地の土と攪拌・転圧して固めます。
固化材はセメントのようなものですが、攪拌・転圧すると
驚くほど固くなります。
起訴したからあまり外にはみ出さないように施工しないと
後からそこを掘削するとなると大変です。
外部の給排水管や外構工事に支障のないように施工し
なければなりません。





柱状改良は、セメントミルクを注入しながら地面の中に柱状の
コンクリートの固まりを作るのが一般的です。
しかし今では柱状に掘削した穴に砕石を突き固めながら埋め込
んでいく工法が考案されました。(ハイスピード工法)



コンクリートの固まりを作ると土壌汚染を招く可能性があることと
産業廃棄物を地中に埋めてしまうことになるので、そうしたデメリット
をなくした工法です。
東北の震災時には地盤の液状化にも有効だったとの報告もあります。
砕石間に水が浸入することで水圧が下がるためと言われています。

地盤改良は、事前調査で必要かどうかを判定することもできますが、
ほとんどが実際に縄張りをしてからの調査となります。
調査結果が出るまでは改良が必要かどうかは不明です。
そこで資金計画としてはある程度の予想で資金を確保しておく必要があります。
しかし、改良の程度によっては高額になることもあり得ます。
施主さんにとっては必要かどうかは資金計画上大きな要素です。

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