コラム

 公開日: 2014-02-22  最終更新日: 2017-08-05

リフォームの着工から完成までその7 間仕切り建具


和室とリビングの間仕切りの枠です。
和室は本来内法(敷居と鴨居の間隔)は1.8m位に設定されています。
日本の住宅も昔は、どの出入口も内法は1.8mが標準でしたが、ここ数年
で平均身長が伸びたせいか2mが標準になってきました。

今回の工事では、和室とリビングを繋ぐので内法を高くするために和室の長押
を撤去しています。
撤去後の傷は大壁(柱が隠れている状態)にして隠す予定です。
また柱は抜けないので、アウトセット(建具をどちらかの部屋側に建てる)にして
います。
枠材は桧です。
和室の天井は既存のまま使わせてもらいます。

最近本格的な和室を造ることが少なくなりました。
造っても、大壁と言って柱が見えない状態の和室がほとんどです。
大壁になると、長押や付け鴨居は付けないことが多いです。
このような和室では内法が2mでも違和感はありません。
しかし、本格的な和室となると真壁で長押や付け鴨居が取りつきます。
また続き間となれば欄間もとりつきます。
そんな時、内法が2mになると欄間が狭くなりバランスが悪くなります。
天井高さを上げるなどして工夫していますが、やっぱりやや落ち着かない感じが
残ることがあります。
内法を本来の高さに設定すると頭がぶつかってしまう人が増えたので致し方の
ないことですが、昔からの基準が通用しなくなってきています。

ハウスメーカーのCMでも天井の高さを強調するようなものもありますが、開放感
はあるかもしれませんが、その他にはあまりメリットはありません



日本の木と漆喰で造る健康住宅⇒輪和建設http://www.rinwa.jp/

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